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▼上手くいかないのと向いていないのは違う:本多営業本部長


こんにちは、営業部の本多です。

 

昔から、自分のメンバーからこんな質問をよくされてきました。

 

「今仕事で壁にぶつかっているっていうか、何をやっても上手くいかなくて、
正直自分にはこの仕事が向いていないんじゃないかと悩んでいます。
本音でいうと仕事が楽しくないです…」

 

 

ぶっちゃけよくある話。(笑)

 

 

 

だけど、こう思っている人に根性論や夢論を語ったところで刺さらない。
だから僕はこんな時、例をあげて話すようにしています。

 

例えば部活の話。

 

中学に上がったとき友達とワイワイ話しながら、
漫画のイメージに憧れてバスケット部に入った。
(すみません、私がスラムダンク世代だったので…)
初めは地味な練習にも耐え大変な毎日ながらもそれを楽しむ余裕があった。

2年に上がり後輩もでき、練習を楽しむというよりは大会で勝つ為に
練習をしなければならない環境に変わっていった。
当然求められるスキルも高くなり、
そんな中で部員や先輩後輩との関係性も保たねばならなくなった。

そんな中、徐々にバスケットを楽しむ余裕が無くなり、
仲間とも話さなくなり、「俺、バスケ向いていないのかなぁ・・・」と思い、
いつか辞めたい・・・とまで思うようになっていた。

 

 

何が言いたいかというと、

こんな時って

バスケットの楽しさを完全に忘れちゃってるよね。ということ。

 

求められるスキルに押しつぶされそうになり、
そうなりたいけどなれない自分にめげてたり、
逆にそれを正当化するようになり、
そもそも自分には向いていないんじゃないかと上手くいかない責任を素質に転嫁しちゃう…

 

 

この考え方はすっごくもったいない。

 

だから気付かせてあげたいといつも感じています。

 

 

上手くいかないのと向いていないのは全く違う。ということを。

 

 

 

上手くいかないというのは、向いていないんじゃなく、スキルが足らないだけ。
上手くいっていた頃のスキルではもう上手くいかないレベルに上がっただけ。
だからもし悩むとしたら、スキルが足らないことだけを悩めばいい。

 

むしろ、

 

ワンランク上のレベルに必要な精神力や器やスキルを手に入れるチャンスが来たということ。
そこまで成長したということ。

 

 

だからそもそも、

 

向いているか、向いていないか、という問題とはまったく別の話。

 

 

ドリブルシュートやゴール下のシュートで悩み込む人より、
3ポイントシュートやフォーメーションの壁にぶち当たる人のほうが断然多い。

 

 

 

自分の成長と共に悩みのレベルがどんどん上がっているということ。

 

だけどその悩みを乗り越えることで、勝利や優勝が待っている。

 

 

それでも、もしも。

 

 

 

一時的に自信をなくしてしまっていると感じるのなら、
それは自信をなくしているのではなく、
始めた頃の楽しさを忘れていませんか。

 

 

 

 

もう一度思いだして欲しい。

 

汗を流して仲間と筋トレに励んだ日を。
試合に勝って仲間と抱き合った瞬間を。
喜んだお客様の笑顔を。
その笑顔を見た時の自分の感情を。

 

ほら。
少しだけウキウキしてきませんか。

 

それはその仕事があなたにとっても向いているっていう立派な証拠。

 

 

 

そんな経験がひとつでもあったら大丈夫。
なぜなら、本当に向いていない人はお客様の笑顔にワクワクなんてしないはず。

 

こんな経験無いですか?
ちょっと思い返してみてください。

この仕事に就きたくて必要な資格を調べたことを。
この仕事に就きたくてネットや雑誌で求人を探した夜を。
この仕事に就きたくてドキドキしながら面接を受けた日を。
この仕事が「好き」だった頃を。

 

絶対大丈夫。

あなたはきっと忘れているだけだから。

 

思い出してください。あの頃の自分。
取り戻してください。あの時の自信。
全てはなるべくしてなっています。
迷っていること自体が正しいこと。

 

この壁が現れてくれなけりゃそもそも悩むことさえ出来ないし、
悩みや失敗が無ければ成長なんて出来やしない。

 

僕は人間の個々の能力の差なんて実はほとんどないと思っています。

 

 

IQ100とIQ200の差より、
考え方の差が及ぼす毎日の一つ一つの行動の差の方がよっぽど大きいと思っています。

 

 

 

そして正しい考え方と、人の二倍の努力さえすれば大抵の壁は乗り越えられるとも考えています。

 

 

 

一日10本のシュート練習で、試合でも活躍するセンス抜群のスーパースターがいるかもしれない。
だけどセンスの無い俺でも300本打てばその人と同じレベルの選手になれるかもしれない。

 

 

 

確かにセンス抜群に生まれたかったけど(苦笑)
そんなこと言っても始まらない。

 

 

センス抜群 = 向いている ではなく、

好き = 向いている で良いのではないかって。

 

 

なぜなら、センス抜群と好きとのギャップは「努力」で十分埋められるんだから。
やるか、やらないか、ただそれだけ。

 

悩んでる時間はもったいない。その時間で人より多く努力しよう。
努力は結果を裏切らないから。

 

 

自分を責めすぎず、
弱い自分も認めてあげて、
でもやっぱり少しずつ前に進んでいく。
高みを目指して。

 

環境を変わることを願うより、自分で環境を変えていけばいい。
きっとどんな業界でも好きじゃないと続かないのが仕事。

 

誰かの受け売りだけど、昔 刺さった言葉。
“幸せになる為には、好きなことをするか、
       やっていることを好きになるか、どちらかだけ”

 

 

 

好きじゃないと続かない仕事だけど、
UT・キャリアは好きが自然と続いていく会社でありたいと思う。

 

 

 

正しい事も大切にしたいけど、楽しいことも大切にしたい。
そんな風に思ってます。
上にはさらに上があって、下にはさらに下がある。
大事にしたいのは、どこを向いて進むかがブレない集団でいたいと思います。

 

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