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▼二元論で物事を捉えるのは勿体ない!:鈴木COO


「売れる」と「売れない」
「できる」と「できない」
「発展国」と「途上国」
「金持ち」と「貧乏」
「成功」と「失敗」

 

上に並べた言葉は事象としてのその時を切り取った結果としての言葉でしかないです。
二元論で物事を捉えるのが大好きな私たち人類はその間にある大切な物を見失うことが多い。

 

「売れる」と「売れない」

例えば、最初から売れるものなんて存在してますか?
その商品やサービスができた瞬間から売れるものです。

 

どんなに良い物を作ったとしても、世の中に認知されない限り売れることはありません。
そのためにはストラテジーが絶対に必要で。
なのにほとんどの人は「売れる商品」がすごいと思ってしまう。
本当は「売れるまでのプロットを構築できていることが凄い」のに。

 

 

「できる」と「できない」

これも先のと同じく最初からできる人なんていませんよね。
できる状態になるにはできないからスタートするしかない。
できるためへのストラテジーとプロットを
上手くコントロールできた人ができるという結果を得ることができる。

 

 

「発展国」は「途上国」から必ずスタートしている。

 

「金持ち」と「貧乏」は常にカオスな状況にあり、安定することはない。
維持し続ける何かをしていない限り維持できない。

 

 

「成功」と「失敗」

成功できる人は成功するまで諦めなかった人。それ以外にない。
どれだけ失敗を重ねても諦めずに続けた人だけが成功を得ることができる。

 

 

と、こんな感じで事象にはその間にある「プロセス・過程」があります。
でも、ほとんどの出来事は結果しか見られない。

 

 

 

例えば今年世界中で子供が200万人死亡してしまった。悲しい事実です。
でも「去年250万人、一昨年は300万人なくなっていた」
と聞いたら着実に前に向かっていると思いませんか?

 

より良い世界に変わっていると思いませんか?
その流れを見ることができないと
「本当に何が起きているのか」を把握することはできません。

 

 

その時の事象だけを捉えるのではなく
過去・現在で物事を捉えた時、因果は必ず存在します。

 

 

それがなんなのか、原因を特定できなくても最初は大丈夫。

 

 

二元論で物事を見てはいけない。
結果は大切だが、結果だけを見てはいけない。
少し広い目線で物事を見る癖さえ身につけば、きっと世界を見る目は変わる。
自分自身の世界も必ず変わる。

 

 

 

世界中で起きていることも、日本で起きていることも、組織で起きていることも
そして自分の中で起きていることも。
物事を二元論として考えることはもったいないことです。

 

思考停止しないようにするためにも必要かと思います。

 

 

 

思考停止といえば、人は考えることに対して非常に多くのエネルギーを使います。
体重の2%ほどしかない脳を動かすのにエネルギー消費量換算では全エネルギーの20%を使うというのです。

 

そのため、私たち人類は生物としてなるべくエネルギーを使わないために
思考しなくても良い環境では考えることを基本的には避ける傾向にある。という考え方があります。

 

 

さて、「考える」と「考えない」の事象があった時、どっちに向かいますか。

 

 

「考える」から「考えない」にシフトするプロセスになるのか
「考えない」から「考える」にシフトするプロセスを実行するのか

 

 

 

 

後々の結果は言わずもがな。ですよね。

 

 

私は「考える」から「もっと考える」にシフトです!

 

 

 

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