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▼仕事と麻雀は似ている:川村社長


お世話になっております。株式会社UT・キャリアの川村です。
2019年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今年の目標は全社メッセージにて行いましたため、
特段ブログでの発表は行いません(笑)

 

さて今回は、昨年の下半期より、私の人生にとりまして
大きな影響を与えました趣味の話を記したいと思います。

 

 

話を約20年前まで時計の針を戻します。

当時は19歳くらいでした。学生だった私はアルバイトを行っておりました。
そのバイトとは「麻雀荘」です。当時は学生でやることもあまりなく、
何に対して本気でぶつかっていくかを模索していたように思えます。

そんな中で、出会ったのが【麻雀】でした。

当時は寝る間も惜しみ打つことに最大限の楽しみを感じておりました。
同年代の人も然ることながら、当時では私などがお話できない様な
大企業の経営者から、定年を過ぎた常連の叔父様・麻雀漫画の漫画家さん・プロ雀士等
多くの世代や、男女問わない幅広い方々とコミュニケーションをとることが出来ました。
当時は「たくぼん(笑)」(たくじという名前からのニックネームです)と呼ばれながら可愛がられていた事を昨日のように思い出します。

 

この時の環境がその後の仕事に大きな影響を与えました。
年齢問わず・男女問わず、多くの方々に自分自身を気に入って頂き、気持ちよくお店に来て頂く。
初めて来られた方には、安心してリピートをして頂くための会話を大切にすることが、
人と人との関係を構築できること。
時に礼儀礼節を重んじ、時にフランクに話すことが、より関係性が密接になることも大変勉強になったと実感しています。

 

しかしながら、社会人になりアルバイトも辞め、少しずつ少しずつ【麻雀】とは距離をおく人生となりました。
日々の忙しさに忙殺され、あの熱量や時間を取ることが難しくなったからです。
同世代の方にもそんな方は多いのかな?と感じております。

 

そんな私に転機が起こります。

昨年10月から始まりました【Mリーグ】の発足です。
発起人には初代Jリーグチェアマンの川淵三郎さん。
チェアマンには、株式会社サイバーエージェントの藤田晋さんが立ち上げられた
連盟の垣根を越えたプロ団体のリーグが行われました。
まさに画期的且つ、不可能と思われていた異団体同士のリーグです。
(知らない方はabemaTVを拝見ください、これから必ず盛り上がるコンテンツです)

 

これを機に麻雀熱が呼び戻され、
少しずつではありますが空いた時間を見つけながら対局を行うようにしています。
改めて、20歳前後のころと今とでは全く打ち筋が変わっていることにびっくりしています。

 

実は麻雀というゲーム(今はスポーツという認識も増えています、2024年のオリンピック種目にも参戦する予定です※これからはスポーツと称します)は非常に奥が深いのです。

 

 

相手が3名いる4人で対決するために、自分のエゴだけで手牌を進行すると大きな
ダメージを受ける可能性を秘めています。また、ディフェンスだけに従事すると自摸られて
点数を無くしてしまいます。要は「押し」と「引き」のバランスがとても重要なスポーツなのです。
1巡先・後に切ることで、場況が大きく変化しますし和了する人も変わります。

 

私は、久しぶりにこのスポーツを行い「経営と似ているな!」と感じました。
チャンスをきちんとものにしないと、急にピンチが来る。
その意思決定は私自身の判断・決断と周りの状況とのバランスでしかないのです。
(周りのバランスは、河の状況や長考・目線・手出し等)一つ判断を間違えると大きなダメージを受けます。
また、何もしないと1位にはなれる確率が圧倒的に低いのです。

経営も同じです。
現状に満足しているとマーケット環境に対応できず急にピンチが来ます。逆も然り
自社のコンディションを把握できずに闇雲に攻めても、無理がたたりキャッシュアウトが起こりえます。

 

この判断・決断を常に集中して場況(場面)を敏感に感じることが重要です。

書くと、止まらなくなってしまいそうですので(笑)
一つだけ、藤田さんの書物にも書かれておりましたが
「主観」
「客観」
「俯瞰」
の3つ目線を持ってビジネスを行って頂くと広い視野で物事が見えますのでお薦め致します。
詳しい内容は、藤田晋さんの書物「仕事が麻雀で麻雀が仕事」をご一読ください。

 

近い未来に、【Mリーグ】を通じて、麻雀熱が復活する方・
ゲームだけでは味わえないヒリヒリした緊張感を体験したいお店初心者の方、
麻雀総人口が増える事をお祈りしつつ私のブログを締めさせて頂きます。

 

PS:写真は2019年初打ちで四暗刻を上がった写真です(笑)

株式会社UT・キャリア
代表取締役
川村拓司

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