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▼片面提示と両面提示


 

これ、心理学の用語です。(最近心理学にハマってます)

 

片面提示とは・・・メリットだけを伝えること
両面提示とは・・・デメリットとメリットを伝えること

 

例えば、あなたが初めて会う人から
「〇〇使うとすごく頭がよくなるんだよ!」
と言われた場合と

 

昔からの友人から同じ言葉を受け取った場合、どんな反応を示しますか?

 

ほとんどの人が初めて出会った人の意見を素直に受け取ることはせず
疑ってかかってしまうのではないでしょうか。
反対に昔からの友人に言われたら素直に受け入れると考えられます。

 

相手から信頼を勝ち取りたいと思う場合には
まず両面提示を行うことが必須といっても過言ではありません。

 

片面提示を行い、信じさせることができたとしても
その言葉が真実でなかった場合、実現できなかった場合、デメリットがばれたときには
一瞬にして信用は失墜してしまいます。そしてそれを取り返すことは非常に難しいです。

 

人は信頼していない人からいいところだけを説明されても額面通りに受け取ることはありません。ほとんどの人が疑います。
一方で両面提示を実行していると、デメリットをちゃんと伝えてくれる人なんだと信頼性を増します。相手にとって無駄な推測をする必要がなくなるので効果が増します。

 

例文
A「この広告を出せば必ず1名採用できます」
B「この広告を出すと1名採用できる可能性が高いですが値段も高いです」

 

Aが片面提示、Bが両面提示です。

 

しっかりとデメリットを伝えることは、ビジネスだけでなくプライベートでも非常に大切な方法です。
デメリットを理解してもらった上でメリットを提供することができればあなたのファンはすごいスピードで増えていきます。

 

結果を出している営業マンはほぼ全ての方がこの理論を知らなくても実践していると思います。

 

やるべきでしょう。どう考えても。

 

ただ、ちゃんと理解した上でこれは行わないといけません。
そこでうまく両面提示を行う上でのコツをお話しします。

 

それは

 

先にデメリットを伝えてからメリットを強調することです。

 

例文・・・

 

A「この広告を出すと1名の採用は90%可能です。そのかわり料金が高いです」
B「料金は高いのですが、この広告を出すと1名採用は90%決まります!」

 

同じことを伝えているけど、全く違う印象を受けませんか?
心理テクニックはとっても便利なものが多いです。

 

メリット、デメリット両面提示できるということは
正直者にしかできないですね。
だから隠さずに曝け出すほうが信頼されることになるんです。

 

正直者で行きましょう!笑

 

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